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ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の見直し内容と、直後に発表されたJAL側の改定。
今回は、両方のステータスを保有する「紫組」の視点から、「ANAの年間300万円決済を狙うべきか?」「ANAとJALをどう使い分けるべきか?」について解説します。
1. ANA SFC制度見直しのポイント(当初案からの変更点)
「SFC+(年間300万円以上決済)」と「SFCライト(300万円未満)」の2区分化が発表され、ライトでは国内線ラウンジが使えなくなる点などが大きな波紋を呼びました。
その後の見直し発表で変更された点は主に以下の通りです。
- 国内線ラウンジ利用の緩和(SFCライト)
- 原則不可から「混雑時を除いて利用可能」に条件付きで緩和。
- ※ただし「混雑」の定義はANA側の裁量になるため、年末年始や大型連休などのピーク時は入場を断られるリスクがあります。
- 国際線ラウンジ(SFCライト)
- ANAグループ運航便利用時に限り、羽田・成田・ホノルルのANAラウンジが利用可能に。
- 解約者の特例再入会
- 当初の改定発表を受けてカードを解約してしまった方向けに、2027年3月31日まで特例再入会を受付(要審査)。
変わらなかった注意点
- 区分の判定基準は年間300万円決済のまま
- SFCライトは「スターアライアンス・シルバー」に格下げ(海外のスタアラ加盟航空会社ラウンジ等は原則利用不可)
- JALのような「既存会員への手厚い救済措置」はなく、ステータス維持には年300万円の継続決済が求められる点
2. 年間300万円決済のカウント対象と除外条件
300万円に含まれるもの・含まれないものを整理しておきましょう。
- カウント対象
- ANAカードの通常クレジット決済
- 家族カード利用分(本会員に合算)
- 複数枚のANAカード利用分の合算
- ANA Payでの決済利用分
- カウント対象外
- ANAカードからANA Payへのチャージ額そのもの
- 電子マネーへのチャージ
- 年会費・各種手数料
- 法人カード決済
※100万ライフタイムマイル(ミリオンマイラー)到達者は、決済額に関係なくSFC+が適用されます。
3. 年間300万円決済は頑張る価値があるのか?
300万円は月額に直すと約25万円。家賃、光熱費、日々の買い物、税金、ふるさと納税などを1枚に集約すれば届く人も多いラインです。
狙う価値がある人
- 海外旅行や海外出張でスターアライアンス加盟便(シンガポール航空など)に乗り、現地のゴールドラウンジを使いたい人
- 国内線ラウンジに混雑を気にせず、いつでも確実に入りたい人
- 生活費の集約だけで自然と300万円に届く人
狙わなくてもいい人
- 300万円のために不要な買い物をしてしまう人(本末転倒)
- 他にメインカード(Marriott BonvoyアメックスやJALカード等)を育てている人
- 国内線中心で、混雑時以外のラウンジ利用で十分割り切れる人
4. JALの動向と「紫組」の戦略
JAL側でも改定があり、これまでJGC会員向けだった「JGCプレミア」が、JGC非会員でも搭乗実績(8万FOP等)さえ積めば獲得できる「JMBプレミア」へと門戸が広げられました。
- ANA:決済額による選別(乗るだけの人より、決済してくれる人を優遇)
- JAL:搭乗重視・生涯ステータス重視(Life Status ポイントで顧客を長期囲い込み)
おすすめの役割分担
- 搭乗(フライト)はJALを中心に:生涯ステータス(LSP)をコツコツ積み上げて永久ステータスを目指す。
- 日常決済はANAに集約:年間300万円をクリアしてSFC+を維持する。
5. 無理なくANA 300万円決済を達成するルート例
決済額を伸ばすための有効なルートとして、「ANA Mastercard(三井住友カード発行)」の活用が挙げられます。
- SBI証券のクレカ積立(月10万円 / 年間120万円分)
- 対象カードでの投信積立を活用してベースを作る。
- チャージ&決済ルート
- ANA Mastercard → Revolut → ANA Pay
- ANA PayからSuica・PASMO等へチャージ、またはAmazonギフト券の購入や日常のiD/Visaタッチ決済へ充当。
- コストコ決済
- Mastercardブランドであればコストコ店舗でも直接利用可能。
※ポイント付与やカウント対象の仕様は変更される場合があるため、最新の公式規約を必ず確認してください。
まとめ
- SFCライトの国内ラウンジ利用緩和により、無理に300万円決済を狙わなくてもある程度の利便性は保たれるようになりました。
- 海外スタアララウンジが必要か、生活費集約で300万円が届くかで「SFC+」を目指すかを判断しましょう。
- ご自身の年間利用額やフライト頻度に合わせて、カード体制を組み立て直してみてください。
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